今日、新宿のペンタックスフォーラムで、山田 芙佐子さんの写真展「斜陽」に行ってきた。下町の?ほのぼのとしたスナップに見入ってしまった。夕刻に撮った写真という意味で斜陽、なのだと理解しているが、全体的に暖かい色でまとまっており、ほのぼのとしたいい気分になった。1枚1枚がすごい写真ばかりでした。特に好きだったのは、富士山バックに電車がくる?作品。電柱が画面の中ほどにたっていて電車が半分隠れていて、富士山も少し隠れている。だけどすごく共感してしまう、東京近辺から見える富士山の風景、シャッターチャンスもすばらしい。家々の様子もわかる。その写真の前に2分くらいは立っていたような気がします。あとでもう1度見てしまったし…
その後でオリンパスに展示されてる風景写真も見たが、自分は一応「水中ネイチャーフォト」を撮るんだ、と思っているのですが、でもスナップのほうが意外な面白さというか、「こんなところもあるんだ!」「こんな瞬間もあるんだ!」という面白さがあるのかなー、という気がした。
もちろん、ネイチャーフォトにもそういう要素はあるが、スナップの面白いところは、その気になれば被写体がどこにでもころがっており、それを作品に昇華させるのは自分次第、というところなのかもしれないな、なんて思ったりしました。
本当にすばらしい写真展でした!ご本人が会場にいらっしゃったのですが、恥ずかしくて声かけなかった。。。かければよかったと、後悔。
2/2までやってるので、お近くの方はぜひどうぞ。おすすめです。(10:30〜18:30,最終日は16:00まで)