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SD1の水中イルカ写真の作例

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大変お待たせしました、GW前半に御蔵島で撮影した、SIGMA SD1によるイルカ写真をトップページに1枚掲載しました。

まだ全ての写真を現像できていないため、他の写真は来週以降に公開します。撮影時のレスポンスは悪く、うまく撮影できたかどうかわからなかったのですが、写真を見て期待以上の写りに感動しています。

SD1での水中撮影は私がはじめてではありません。私以前にSD1用の水中ハウジングをつくって水中撮影している方がいます。しかしイルカ撮影は私がはじめてかもと思っています!

SD1によるイルカ写真はトップページに掲載しました:
御蔵島~イルカとの出会い~

この旅行では、SD1用のレンズとして、

8-16mm
17-70mm
120-300mm

を持って行きましたが、水中撮影では8-16mmしか使いませんでした。17-70mmはまた次回使ってみようと思います。

SD1ギャラリー御蔵島編は、御蔵島旅行日記として掲載する予定です。お楽しみに!!

SD1サンプル -- full moon (APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM)

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2012/5/5 満月を撮影

SD1+APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM, ノートリミング

F4, 1/320, ISO200, 300mm
Sigma Photo Pro 5.2にて現像、出力画像サイズ=標準(1400万画素)、JPGクオリティ=10

Sigma Photo Pro 5.2にて現像、出力画像サイズ=2倍(5900万画素)、JPGクオリティ=10

なお4月末、御蔵島にて野生イルカをSD1で水中撮影してきました!その画像も近日アップ予定です。

SD1サンプル(作例)を撮影しました

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年をこしてしまうので、中途半端かもしれませんがアップしておきます。。

SD1を使った感触を書いておきます。

ただし、このサンプル画像はSigma Photo Proのみを使って現像したものであり、特に画質を重視して現像したわけでもないので、調整すればどの画像ももっと画質がよくなると思っています。あくまでも参考程度にしてください。サムネイルをクリックすると、元の画像を見ることができます。解像度は画像により違いますが、等倍~2倍です。

まだそれほどは使いこんでいないのですが、傾向はなんとなくわかった気がします。

私はこれまでキヤノンのデジタル一眼レフカメラをメインに使ってきました。
最初のカメラは1999年に買ったEOS Kiss IIIでしたがその後でEOS-3を購入。
2002年にはじめてデジタル一眼レフ、EOS D60を購入、その後でEOS-1D Mark II N, EOS-1Ds Mark II, EOS-1D Mark IVなどEOS-1D系をずっと使ってきました。
主な作品はこちらです(フィルムでの撮影を含む)。

シグマのカメラはDP1(初代)が発売されてすぐに買いました。使い勝手は正直よくないものの、その画質に驚き、以来シグマのカメラに注目していました。
SD1の発表で衝撃を受け、欲しいと思ったのですが、正式に価格が発表されると買えずにいて、ずいぶん悩んだのですが...ついに購入しました!

以下、全ての作例は、SD1 + Sigma 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSMです。

画質はおおかた予想通りでしたが、DP1を使ってきた私が感じた点を書いておきます。DP2系は持っていません。

1.立体感
EOS-1D系を長年使ってきた私ですが、SD1が出力する画像の立体感には目を奪われます。
センサーサイズはAPS-Cですがその立体感はすごいと思いました。

SDIM1509.JPG (6.0MB)

2.赤の発色
よいです。この赤の色はなかなか出せないのではないでしょうか。

SDIM1516.JPG (4.5MB)

SDIM1702_k1.JPG (3.6MB)

SDIM1783.JPG (9.6MB)

3.逆光に強い!
DP1xは相当よいみたいですが、初代DP1は太陽を直接写すなどの逆光に極端に弱く、SD1は解像度が相当あるので大丈夫かなあ。。と正直思っていました。しかしこれまでのテストでは、逆光は全く問題ないようです。

SDIM1930.JPG (7.5MB)

4.ISO800,ISO1600は条件によっては使える
一番気になっていたのがこの点。しかしある条件では十分に使えると判断しました。逆に言うと悪い条件ではISO800でもだめです。
今までさんざん言われていることですが、光量が十分にあるところでは、高感度でもきれいに撮れます。
光量が十分にあるところ、という表現は誤解を招きやすいのですが、暗い場所でも、十分に露光すれば大丈夫のようです。逆に明るいところでも、露出をアンダーで撮ってしまうと画質は悪くなる傾向にあるようです。
条件が悪い、とは、明暗の差が激しいような場面。例えば画面の半分はものすごく明るく、画面の半分がものすごく暗いような。
光量が足りないところは、Foveon特有のノイズが出ます。このノイズが出てしまうと、ノイズ除去が難しいと思うので、撮影時にどうやったらノイズを出さないように撮るかがこのカメラを使いこなす鍵かなと思います。

夜景の撮影
SDIM1747.JPG(ISO400, 4.2MB)

SDIM1748.JPG(ISO800, 4.3MB)

以下のSD1の作例は、ノイズが出やすいように、アンダーで撮影した後で現像処理で露出をオーバー目に、またFillLightを大幅にプラスしています。現像をしっかりすればノイズは目立ちません。

明るい場所の撮影
SDIM1850.JPG(ISO100, -3補正, 14.8MB)

以下のSD1のサンプルはややアンダー目の露出で撮影しています。

明暗が激しい場所の撮影(影部分に赤と緑色のノイズ)
SDIM1816.JPG(ISO800, -0.7補正, 14.8MB)

SDIM1819.JPG(ISO400, -0.7補正, 14.8MB)

ISO1600より高感度は、画質を考えると使える場面は限られそうです。ISO3200はかなりざらざらになるので、実際的な使用範囲はISO1600まででしょうか。

5.圧倒的な解像度
やはりすごいです。PENTAX 645Dなどの他、高解像度のデジカメは使ったことありませんが、中判デジタル並みの解像度だと思います。
例えば下の作例。画面中央の選手のゼッケンまではっきり解像しているのはもちろんですが、ゴールネットの1本1本まではっきりわかるのです!

SDIM1874.JPG

公園ではこんな写真も撮りました。

SDIM1952.JPG

都会では...。

SDIM1894.JPG

川では...。

SDIM1859.JPG

すごい解像度です。

SD1購入!

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発表から1年以上、ずーっと迷ってました。。いや、正しくは、迷ったのは正式発表からか。でもついに。ついに!!買ってしまいました。
早速明日試し撮りしてきます!

***追記
去年からこのカメラを買うため、お金を貯めてきたのですが、正式発表は衝撃でした。買おうと思ったのに買えなかった。。そんな大勢の中の1人が私です。

タイミングの妙といいましょうか。
キヤノンのサンニッパはもう7年、いやそれ以上の間欲しい欲しいと思っていた憧れのレンズ。新製品が発売になり、旧製品の中古が値下がり。これならなんとか買えるかも。。そして店頭で何本か実際に見せてもらい、もう少しだけ値が下がるのを待とうと思う。
そうこうしてるうちに、EOS-1D Xの発表。素直に欲しいと思う。しかし某カメラ屋さんで持っていた1D Mark IVの買取価格を聞いて安くて衝撃が走る。と、そのすぐ後で別のカメラ屋さんで、条件がそろえば超高値で買取ってくれることがわかり、迷いなく1D4を売却。

SD1は実はずっと気になっていて諦めきれず、ちょうどレンタルで試してみてよかったら買うかもと思っていた。そんなときたまたまSD1が安く売ってるところがあったのだ。直感的に、これを逃したらもうSD1は買わないだろうなと思った。店頭で試し撮り。思ったよりサクサク動くではないか。迷わず決めた!1D4を売却して得た資金とサンニッパのための資金でSD1を購入。

これでサンニッパ、そして1D Xはもう買わないな...

シグマ、SD1フォトギャラリーを公開

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第一弾です!それぞれの写真に対するコメントもついていますね。

「第一回目は、写真家川口正志氏がSIGMA SD1を持ち、インドネシアのスラウェシ島を旅しながら撮影した作品をご覧いただけます。」(シグマホームページより)

http://www.sigma-photo.co.jp/sd1-photo-gallery/mkawaguchi/index.html

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