やった!SD1で撮った青ヶ島の組写真、フォトコン5月号で『推薦』!見開きで掲載

20日発売のカメラ雑誌、月刊フォトコン5月号。月例コンテスト組写真の部でなんと今年2回目の推薦を受賞しました!4枚組ですが、見開き2ページで掲載されています。本屋さんでぜひご覧ください。ちなみに前回推薦だったのは伊豆諸島の海をテーマにしたもの。伊豆諸島の写真を評価されるのは本当にうれしい。
この写真は去年9月にはじめて青ヶ島を訪れたときに心動かされながら撮影したもので、私が感じた青ヶ島を表現したつもりです。実は違う4枚組で応募して落選したのですが、2ヶ月くらいかけて練り直したのです。
撮影に使ったカメラはシグマのSD1。ヘリコプターでの移動なので荷物を最小限にするため、持って行った撮影機材はSD1とレンズ2本とミニ三脚だけ。SD1は青ヶ島の雰囲気を表現するのにベストなカメラだと確信していました。私の撮影意図をそのまま表現できるカメラ。その選択も間違っていなかったと喜んでいます。
フォトコン5月号は現在発売中。どうぞご覧くださいませ。

今年はじめて御蔵島に上陸してきました

4月に御蔵島に行くのは毎年恒例のこと。しかし今年は週末に天候が悪かったり予定があったりでタイミング合わず…。
実は3月も船のったけど御蔵は往復欠航したのです(涙)
そして今回。日程も2泊にして余裕をもたせました。帰りの日は夜用事があるので、早めに帰らないといけない。だから帰り朝の船が欠航しそうな場合、1泊して帰るという可能性もあって。
出発前日20日。友達の結婚披露パーティーがありました!先週は悲しいことがあり、今週はおめでたいことがあり。私の気持ちもようやくふっきれたようで。おめでたい雰囲気をそのまま御蔵島に持って行きたい。
しかし午後から雨、やはり海況はよくなく、つくかつかないか、、、低気圧がちょうど通る予報で。でも4月の御蔵は出航するなら乗る、くらいでないと行けません。
着岸の瞬間までドキドキでしたがつきました!やっとついた…。ゆきよさんが連れてきてくれたのかなと思った。
着いた日は海が悪く(八丈島も御蔵上り便も欠航した)、イルカには行けなかったものののんびりして島を満喫!東京は真冬並みの寒さ、東北でも雪だったそうで。でも島はそれほど寒くなかった。低気圧の南と北でしょうか。
翌日はドルフィンスイム2回行って、ようやく今年はじめてイルカの撮影ができました!天候もぐんぐんよくなって。
今回、イルカ用にカメラ3台、陸専用にカメラ1台もっていきました。全てのカメラで一通り撮りたかったものを撮りました。今年はこのスタイルでいくか。
最終日は朝の下り便で八丈島へ。レンタカーして温泉へ。たまにはこういうのもいいですね。2便の飛行機で羽田に15時すぎに到着。預けたスーツケース、ちょうど20キロだった(笑)しかも手荷物も10キロ近くじゃないかな。疲れたよ。一度帰って、夜の用事にも無事間に合いました。
写真の枚数はあまり撮れなかったけど、狙った写真は雰囲気だけは撮れた気がしています。コンテストか写真展で披露します!

ゆきよさん、ありがとう


2010年11月 利島にて
友人の酒井由紀代さんが亡くなった。今日、最後のお別れをしてきた。
3年前、友人の平井美鈴さんがフリーダイビングの世界選手権で団体金メダルを獲得、彼女を応援したいと思ってその夏に開催した個展で平井さんにミニトークをお願いした。そのときにゆきよさんは平井さんに初めて会ったと聞く。それ以来、ずっとずっと、平井さんの海外遠征まで同行して写真を撮り続けたのがゆきよさんである。もちろんそれだけでなく、非常に熱心に水中撮影、陸上撮影をされていた。どれだけの所に行ったのだろうか。
平井さんのミニトークからしばらくして、平井さんに何人かで利島に行く計画があるので一緒に行かないかと誘われた。その旅行を企画したのがゆきよさんだった。ゆきよさんに会ったのはそのときがはじめてだったと思う。
(私なんかよりずっとずっとゆきよさんのことを知ってる人もいると思うので、この旅行のことを書きたいと思います。)
この2010年の利島旅行は今までの中でも特に思い出深いものとなった。利島には1泊しかしなかったのに、本当に楽しすぎる旅行だった。ゆきよさんとの思い出といえば、この旅行である。
「利島旅行:美女とイルカと」(2010/11/11)
利島旅行:平井さん+イルカ→ポストカード」
平井さんを撮影した写真はチャリティーポストカードになったし(ゆきよさんと会っていなかったらこの写真はなかった)、

さらにこのときに撮影した写真が組写真として「推薦」に入選した
この旅行でゆきよさんも、平井さんとイルカが合わせて半円を描いている不思議な、素晴らしい写真を撮影された。下の中央の写真だ。

利島旅行では平井さんと海女さんを撮るのに必死で、ゆきよさんは被写体ではなかった。何で撮ってなかったんだろうと悔やまれる。上の不思議な写真はどんな状況で撮ったんだろうと不思議だったが、このときの撮影データを今日全て見返したところ、その時らしい写真が見つかった。なるほどとうなった。

ゆきよさんの撮影している姿を見ると、非常にアグレッシブに撮りに行ってる姿が印象的だ。作品にするぞという気迫を感じる。なかなかできないことだ。


そんなゆきよさんが私を撮ってくれた数少ない写真のうちの1つがこれで、とても思い出深い写真。こんな素敵な写真、ありがとうございます!こんなフィンはいて撮影したんだっけと、、、

本当に楽しかったこの旅行。これをきっかけにゆきよさんと連絡をとりあうようになり、忘年会や新年会にも来ていただいた。素晴らしい動画を見せていただいたり…。去年の秋か冬のパーティーでお会いしたのが最後になってしまった。
いろんな方面に、いろんな支援をされていた。あんなすごい人は他にいるのだろうか…。
ゆきよさん、ありがとう。