群泳　2003年5月　ニコノスＶで撮影（ネガフィルム）
もう明日から7月ですね。
「今年挑戦したいこと」っていっても、もうシーズンまっただ中ですが（笑）
6月は御蔵島に行く予定はあったのですが、事情によりやめました。。
7月は行けるといいな。
さて。
今年挑戦したいこと、それはフィルムでイルカを撮ることです！
実は今年4月、御蔵島行ったとき、何年ぶり？かにニコノスで撮影しました。
ところがそのとき、私にとってはじめての水没事故が！！！
そのときは気づかず、フィルムを現像に出そうとしたときに気がつきました。
保険の請求のことなどわからないこともあり、修理に出すのが遅れて、
ようやく5月末にカメラが修理されて戻ってきたのです。
今年、これからはフィルムを中心にイルカなどを撮っていきたいです。
何故、「今ごろ」フィルム？！
フィルム、やっぱりいいなと思うことが、去年から幾度となくありました。印象的だったことは：

(1)　去年8月、キタムラで個展をやったときのことです。
ギャラリーシリウスの館長さんがやってきて、「これ、全部デジタル？この写真なんか、フィルムでの色が見たいなあ！」と水中写真を指して。
「フィルムで撮りためたら、ギャラリー応募させてください」
(2)　去年の年末から今年にかけて、アフリカのレソトという国で新年を迎えたのです。
高価なカメラを持っていくと目立つということで、デジタル一眼はあきらめて、私はEOS Kiss III（フィルム一眼レフカメラ）と、カメラとセットで買った安価な28-80mmズームレンズ、そしてFinePix F31fdとDP1を。妻は、私があげたクラッセ（コンパクトフィルムカメラ）とIXYを持っていきました。
フィルムは当然、帰国して現像に出すまで結果がわかりません。どんなふうに撮れたかな…
現像してびっくり、妻がクラッセで撮った写真は、レソトの空気感まで写しこまれていました。DP1で撮った写真もそんな雰囲気。しかし、EOS Kiss IIIとデジタルの写真は、のっぺりとした感じでした。
「クラッセ、すごいんだね」
フィルムのよさを実感したのでした。
ちなみに、クラッセとEOS Kiss IIIのフィルム同士を比較しても、差は歴然。レンズ性能の差だと思われました。レンズだけでもいいのを持っていけばよかった…もうその瞬間は戻ってきません。
(3)　2010年4月、御蔵島にて。
すごく久しぶりにニコノスで潜りました。（そのときに水没したようですが…）
何せ、最近はずっと、一眼レフデジカメをハウジングに入れてイルカを撮ってたもんですから、ニコノスの小ささ、機動力のよさに感激しました。イルカのところまでスッと行けて、思うように動けるのです。ニコノスを持って、2回程度しか海に入りませんでしたが、15枚ほど撮影したと思います。そのとき、かなりの手ごたえを感じました。
現像した写真は、水没したため、フィルムに潮がついてしまったり、フィルムが巻き戻せず傷がついてしまったり感光したりしてさんざんでしたが、その中に写っていたイルカ写真はイルカがものすごく生き生きと写っていて感動しました。
「やっぱりニコノスはいい」
(4)　２０１０ＪＰＳ写真展において。
入選写真を写真家の先生が紹介する企画があり、ちょうどその時間に行ったのです。そこで「この雰囲気はデジタルではでない」という言葉を聞きました。1枚だけではなく、何枚もの写真がそうでした。作品を見てみるとなるほどなと思いました。デジタルもいいけど、やっぱりフィルムもいいなあとますます、フィルムで撮りたい気持ちが強くなりました。
今年、これからは、デジタルでも撮りますが、ニコノスでもなるべく多くの写真を撮っていきたいです。