写真は死んでいくのか

昨日はカメラ雑誌、月刊フォトコンの月例に応募するための印刷作業をしていた。画像処理と自宅プリント、すぐ終わらせる予定だったが、プリント結果に納得いかず、9枚の写真を完成するのに、4時間ほどもかかった。
多くの人にとって、写真はとても身近なものになり、1枚1枚の写真に時間をかける人はほとんどいないだろう。また、カメラの進化により、アマチュアでもすごい写真が撮れるような時代である。
デジタル写真が浸透してきた現在、写真というものが、どんどん希薄になっているのでは…そんなことを作業しながら考えさせられた。
今日の朝日新聞の特集は「写真は死んでいくのか」だった。代表的な写真家たちがその問いに答えるというもの。全員が”NO”という答えだったが、それぞれの写真家にはそれぞれのこだわりがある。とても興味深い記事である。私の中でもやもやしていたものが少し晴れた気がする。
「今日のイルカ写真」、今年は違った形で掲載しようと思っている。毎日掲載するということは、それだけ写真の内容が希薄になってしまうと思うからだ。内容の濃い1枚を選んで解説したい。。そんなことを思っています。
2010年のイルカ撮影雑感を執筆中だが、イルカの写真を撮る意味は、という問いに答えようとしている。1月中には記事を掲載したいと思っています。

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