EOS 30Dを水中ハウジングに入れてイルカ撮影は…お勧めしません。

いよいよ来月から御蔵島ではドルフィンスイム解禁ですね!まだまだ寒いですが…
EOS 30Dもいよいよ発売になりました。
30Dに関しては、数社からハウジングが発売になると思います。ダイビングの人なんかには人気じゃないでしょうか。
イルカ撮影に限っていいますと、くらりっぱ個人的にはままりお勧めしません。その理由は…
・ファインダーが見づらい
(焦点距離が×1.6になるので、その分、フルサイズに比べて視野がだいぶ狭い)
・広角レンズが少ない
(ズームの広角なら、EF-Sであるが、F値が明るいものがないし、画質も単焦点の方がいい)
・このクラスのカメラはサイズ(カメラの縦、横、高さ)が発売ごとに変わる(20Dとも5Dとも違う)ので、将来別のカメラにしたときに、ハウジングも別のものを買う必要がある
・ハウジングが大きくなるので、動きが速いイルカには不向き。
また、連写性能も秒5コマでは、一般的にはイルカにはもの足りないかもしれません。
以上のことを承知しながらもやはり30Dが使いたい場合は使ってみてください。泳ぐのが得意でないとつらいでしょう。まあ、カメラ+レンズ+ハウジングの最低セットで40万くらいでしょうか。EOS-1D MarkII Nを買うのと一緒と思えば、安いような、でも高いような(笑)
くらりっぱは、「ノートリミング」主義ですので、イルカを撮るときもなるべくファインダーを見て構図を決めて撮っています。露出の具合もわかりますし。ファインダーを見ないと、イルカがぎりぎりで画面からはみ出たりしますし、どうしても撮った後でトリミングとかする必要がでてきます。トリミングを前提とするならいいのですが、それだとなおさら30Dでは広角がもの足りなくなります。ファインダーを見るとすると、狭くて。×1.3倍の1Dでももう少し広ければな〜って思うほどです。
迷ってる方いましたら、実際にお店で30Dを入れてみて、のぞいてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、泳力を別とすれば(笑)一眼レフではお勧めは1D系です。利点は
・ファインダーはまぁまぁ。
・AFが速い。
・連写性能がいい。
・何よりも、後継機種が出ても、ハウジングは同じですむ!
でもなんといっても最大の不満は大きいこと(笑)カメラを比較しても、30Dと1D系は大きさが違いますよね。水中では少しでも小さいほうが水の抵抗が少ないですから…自分の撮りたい構図でイルカ写真を撮るには、水中で0.1秒でも速く目標の位置まで泳いでいかねばなりません。
最近は、オリンパスのμ720SWとかもありますし(実際の水中撮影に関してはいいかどうか不明ですが)、コンパクトデジカメもISO感度が800とかまでありますし、コンパクトデジカメで十分かもしれません。もちろん、画質はデジタル一眼のほうがいいに決まってますが…そんなに大きく伸ばさないなら変わりないのかも?
デジタルの話ばかりになりましたが、イルカを撮る最適なカメラはやはりNIKONOS Vでしょう!もう発売されてませんが、中古で手に入ります。フィルムで、手巻きですが、小さいし水中でも機動力があります。くらりっぱも今年はニコノスでたくさん撮ろうと思っています。
あくまでも、以上はくらりっぱの「個人的」考えとして参考にしてくださいね!

MMII-EXありがとう。。サヨナラ。

MMII-EX。

http://www.seaandsea.co.jp/products/camera/mm2ex/index.html

私が水中撮影に没頭するきっかけとなったカメラ。水陸両用の35mmフィルムカメラである。
1999年、はじめて御蔵島に行って、そのときは使い捨て水中カメラでイルカを撮った。
2001年、感動を撮りたいと思い、当時某Y!の掲示板で知り合った水泳つながりのkenさんに貸していただいていたカメラがMMII-EXである。
2001年〜2002年は水中はMMII-EXで撮影した。ピント合わせが難しいのと、シャッタースピードが1/125しかだせないのが難点だけど、それでも私には十分なカメラだった。
2002年の写真はこちら。
2001年の写真はこちら。
2003年にkenさんからニコノスを借りたのをきっかけに、ニコノス中心になったけど、それでも2003年はMMII-EXも使ってました。
そしてもうずっと使ってなくて…kenさんに返すことになり、今日返しました。
感謝感謝でいっぱいです。このカメラがなかったら、ここまで水中写真にはまっていなかったと思うと…はまりすぎですが(笑)

2004年4月のスライドショー、ふたたび!

今回、2004年4月に撮影した写真が2枚入選しました(「快泳」 「海仲間」)が、実はその他に、
第38回キヤノンフォトコンテストをはじめ、
e-Photo旬の写真館の優秀作品
新風舎 第一回 旅と自然フォトコンテスト(2004年)に応募した写真の1枚(「地球のカケラ」に収録)
などでも入選しています。
実はまだ、2004年4月の写真の中でこれは入選したい、という作品が何枚もあります。
これらの作品は、実は2004年に私のHPで期間限定で見ていただいたものです(ので、誰でも見れる「公開」ではないと考えています)。
そんな作品の数々を、この機会に、またみなさんに見ていただければと思います。
2004年当時にアップしたままですので、今からみるとレタッチがヘタだったり、色が違ったりします(特に「快泳」(笑))。
自分で見返してみて笑ってしまったりするのですがそれはそれで当時の自分の気持ちがあるようでなんかすごく懐かしく、またみんなで本当に楽しんだなぁ、本当にいい天気だったなぁと感じました。
また2年ぶりに自分で見てみて感じたのは、すごく素直に撮ってるなぁ〜ということです。何にも考えてない(笑)感動したままのフレーミングで写していて、今の自分からみると新鮮だったりしました。
そんなスライドショー、ちょっと長いですが、ご覧いただければ幸いです。
感想もお待ちしています。BBSでもメールでもこの記事のコメントでも。
下の「2004年4月の御蔵島旅行 スライドショー」のリンク先のページで、画面下のほうにパスワードを入れるところがありますので、そこに
kandounoumi
と入力して、スライドショーをスタートさせてください。
なお、このパスワードで見れるのは3月いっぱいとさせていただきます。
では、お楽しみください!
2004年4月の御蔵島旅行 スライドショー
ご参考:
2004年4月の旅行日記
くらりっぱの入選作品(2005年〜)
くらりっぱの入選作品(2004年以前)

日本フォトコンテスト ネイチャーフォトで入選!


「快泳」 日本フォトコンテスト4月号 ネイチャーフォトの部 入選
2004年4月 御蔵島
2004年4月の旅行日記はこちら
いやはや、雑誌を見てびっくりしました。結構いい写真じゃあないですか(笑)
竹内先生の審査で入選というのは本当にうれしい。プリントにはとても厳しいチェックが入ってると思われますから。作品に対するコメントを読んですごくうれしかったし、総評を読んでまたちょっと自信がつきました。
作品に対するコメントで、まさに私が写真を通して伝えたかったことが書いてあり、なんか自分の感動が伝わったようでとても喜んでいます。「画面の色調であるブルーのトーンも美しい」…しびれました!そのトーンを出すのが大変だったんです…
自分でこの写真はいいとずっと思ってきたし、必ず入選させようという執念があったし、でも最大限がんばって入選どまり、というのはこの写真としてはこれが限界なのかなとスッキリした気分もあるし。
去年の日本フォトコンにもDCMにも出しましたが落ちて。先日書いた「ビッグコンテスト」のフジのフォトコンにも出したのですが落ちて。プリントにこだわって、ようやく竹内先生の目にとまりました。
でもこれで満足せず、さらに腕を磨いてまた入選目指してがんばります。

デジタルカメラマガジンで入選(御蔵島の海で)


2004年4月撮影 御蔵島にて
デジタルカメラマガジン4月号でこの写真が入選!
友達5人組に協力してもらい、水面で輪になってもらって、私は潜って(水深4〜5mくらいかなあ?)太陽を真中に入れて撮影。結構面白く撮れたので、いろいろなコンテストに応募してたのですが、落選続きで。でも写真をいろんな人に見てもらって「これ面白い!」と評判だったので、しつこく応募してました。
御蔵島のBBSに参加してくださってるメンバーも写ってます(笑)協力してくれたみなさん本当にありがとうございました。
できたてほやほやのハウジングをもってはじめて御蔵島に行ったときの写真なのでなおさらうれしいです。あのときの旅行は楽しかったな〜!!
2004年4月の旅行日記はこちら
※デジタルカメラマガジンのコンテスト結果はこちらから!

新しい表現を求めて…

今日、ハウジングをつくったテールさんに久しぶりに行ってみた。

http://www.dive-tail.com/

今年はちょっと違う写真を撮るぞ…と思い、いろいろ考えて、あることを相談しに。
しかし「普通はそういうことやらないんです」と(笑)水中はいろいろと制約があるらしい。
話を聞くと、確かに…
私がしたいことをしようとすると、またオーダーメイドでつくらなければならないとのこと。既存の製品で何とかなると思っていたのだけれども。
いずれにしろ4月に間に合わせるには、即決しないといけない。どうしよう…
他の代替手段がないわけではないけれど、それであれば、既存のものを購入すればいいらしい。
ちょっと悩んでみよう。。。
……何の話かわからないと思いますが(笑)、4月の撮影で新しいことをしますので、お楽しみに!!