湘南OWS 10キロ完泳記 2012 【長文】

いよいよ湘南OWS10キロだ!去年は完泳したけど悔しくて、この日のために1年間練習してきたのだ。
今日はとてもいい天気。暑くなりそうだ…。
朝はアラーム鳴る前に起きておふろに入り、朝食も予定通り食べて移動。
会場に着くとき、ジーンときた。またここに戻ってきた…。元気で再びスタートにつけるのが嬉しい。
会場についても食事もアップも予定通り。泳いでも調子よさそう。緊張もしなかった。何より富士山がぼんやりと見えたのがとてもうれしい!泳ぎながらも見えるかな。
招集場所だけで背中が焼けそうだった。周りの人と話したりして。
注意点として、コース自体は泳ぎやすいが、最後の直線がキツイです、とのこと。波があるからのみ込まれないように。波に乗ってくださいと。去年と同じだなと思う。
恒例の握手、ーそしてスタート前の拍手!コース説明がわかりにくく、まあ前について行こうと思う。
コースに不安をかかえつつ、スタート!
最初のブイまでかなり遠い。
最初からバタ足でとばす人多いけど気にせずゆっくり。狭い所をぐいぐい割り込む人もいてちょっと迷惑だった。ここでガムシャラにいかなくてもいいでしょ。何で??
ようやく1周して江ノ島まで直進!かと思ったら最初に通ったブイのほうにみんな泳ぐのでそっちにいく。
ブイを通ってしばらくいくと波を感じた。でも思ったほどでなく泳ぎやすい。3キロで給水あるって聞いてたけど、時間ロスになるし、どこかわからない。そろそろのはずだけど、最初の給水はパスしよう。
さて今度こそ江ノ島まで直進!でも500m以上は泳いだとこでボディボードに乗ってる小学生らしき係員に「あっちです」と言われた。ガーン!!またコース間違えた。気をとりなおしてコース戻ると集団がいた。100mくらい前方のボディボードの人を目印に泳ぐ。
途中から江ノ島方面に泳ぐ。
落ち着いてヘッドアップで泳ぐ。そうじゃないとどうしても左に進んでしまう。何で??泳ぎのくせかなあ。
ん?船があり数字が書いてある。6キロ?もうそんなに泳いだのかなあ、今回はずいぶん楽だなあ、と思ってたら近づいたら「あと6キロ」だった(笑)やっぱり!まだ4キロか。でも想定通りのペースできている、まだまだ力があると一安心。あと6キロかーー。
しばらく行って給水。今回はわかりやすかった。これでたぶん5キロだろう。あれ、お湯になってる!まだ力は十分に残ってる。去年はこのへんで無理してラストしんだんだ。
しばらくして集団においつく。
100mにつき1-30〜35ペースくらいの感じ。もうちょっと速かったか?
赤い帽子?おじいちゃん。
おじいちゃん速い!なかなかぬかせない。悪いけどがんばっておじいちゃんぬかす。手加減しませんよ!
集団の先頭に出た!でも江ノ島目指して直進苦手。ヘッドアップしないと左にいってしまう。それを何度も繰り返す。
それも疲れるので追いつかれた集団にのみこまれ、そこで人を見ながら泳ごうと思う。
もう少し、もう少しでブイのはず。まだ余力はあり、最後のブイをまわってダッシュの準備をする。すっごい楽しい。練習の成果をいま出してる!
女の子も後ろからきた。
おじいちゃんがスピードアップした!後ろの人もついていく。だんだん離れて…ここは勝負所だ、離されちゃいけない!ついていき、一度は追いつく。でもぬかせない。。キックを無意識に打っていた。いや、まだここで出し切るとラスト勝負できない、できるだけ腕だけで行こう…
女の子がもう1人来た。気を入れ直してついていく。
そんな感じでしばらく集団で泳いだ。時間で30分くらい、1〜2キロは泳いだんじゃないか。最後のブイまだかな、まだかなと思いつつ江ノ島のほうをときどき見る。そのときにまだかなり距離があるとか考える余裕はなかった。集団についていくのがせいいっぱい。しばらくしてまた人が後ろからきて抜かされた。しまった、また去年と一緒、力つきるか…。でもあともう少しで最後のブイのはず。


途中ブイが、、、あれ?小さい。みんなとまるがここじゃない。
集団についていけたのはここまでとなった。
泳ぎだして集団がだんだんはなれていく。だめだ、、、
給水!間違いない。あれ、でも、ラストの給水は7キロって言ってた気もする。あと3キロもあったらどうしよう。あと2キロであってほしい。
給水またお湯!もう一杯もらう。今度はぬるめ。
「あと1.5キロです。がんばってください。いま11時半です。あの白い船目指してください。」
スタート時間正確に知らないけど、去年のタイムよりやはり遅いようだ。あと1.5キロとは思ったより距離があった。。しまった。力がぬける。ゴールタイムは、、、ぐるぐる考えた。
タイムは気にしないことにした。せめてなるべくぬかれないようにしよう。そして完泳が目標。
ここからしばらく一人旅になった。でも目標物ははっきりしていた。ヘッドアップしないと左にずれてしまい、だんだん疲れてきた。とまって確認することが多くなった。ようやく白い船にたどり着く。あと1キロくらいか、と思ったら「あと1.5キロです!」思いっきり力がぬけた(笑)もう力が残っていない。エネルギーはあるが、筋肉に力がない。途中で集団についていったのがだめだった。あと2キロくらいと思ってたのに、実際はあと3キロ以上、いやもっとあったのか。
あとはもう最後のブイを目指して泳ぐだけだ。
力なく泳ぐがブイが全く見えない。富士山もだいぶ大きく見えて、その下の江ノ島目指して泳ぐ。この時はじめて、あ、まだ江ノ島ちょっと遠いんだと冷静に思う。しばらくいくとようやく赤っぽいブイが遠くに小さく見えた。あんなに小さいブイだっけ?!
相当距離があった。近づくとだんだん大きくなってきた。おお。完泳はできるとおもった。また左に曲がってしまう。腰越のマンションも見えてきた。去年ゴールしたとこだ!ようやくブイに。ターンした。この辺から波を感じた。
後ろから来た人に抜かされる。でも少し力が残っていて少しだけねばれた。よかった。でも見ただけで3,4人には抜かれた。きっと10人くらいぬかれたか。去年よりはましかも。
ボディボードの人が白いテントがゴールです、と言ってくれた。あともう少し!間違えて違うほうに泳ぐ人もいた。
ようやく大きい2つのブイが見えてきた。あそこをくぐってゴールだ!
ブイの間を通過。
最後の力をふり絞り、ギリギリまで泳いでからダッシュだ、と思っていたらいきなり後ろから、いや上から波がかぶり、波の中に巻き込まれた。しまった!これかスタートのときに注意されたのは(笑)そんなに波ないと思ってた。しばらくして振り向くとまた波が来た。今度はうまく乗れた!気持ちいい。ゴール付近には何人かいて、先に着きたい!と思う。また波が来た。乗ろうとしたら波が通り過ぎた(笑)難しい!と思ってたら波打ち際のライフセーバーの人が、もう立って走って!と言った気がした。まだ膝くらいまで深さがあり、走れない。また波がきてふんばり、歩きながら波打ち際まで、そしてラストは小走りにゴール!タイムは見えなかった。
3時間はかかったこと、実況を聞いててすぐにわかった。まあしょうがないか。結局去年と同じくらいの順位かなあと思った。
スタートして1周してわりとすぐに左脇の下が痛くなり、すれたんじゃなくてクラゲかと思ったのですぐに救急へ。クラゲだったみたい。最後の数キロから首の後ろもヒリヒリして、それもクラゲだったらしい。でも去年よりはずっといいんじゃないか。
ゴールして砂浜がとても熱くてまいった。
でも、ゴール後は去年よりは元気だった気がする。あんなに疲労しきった去年より20分も多く泳いでこの元気さなら、練習の成果も出たってところかもしれない。
夏が終わった。
反省点
・江ノ島までの距離を目視してまだまだなのか、近いのかを冷静に判断すべきだった。
・ヘッドアップをもっと練習して曲がらないように泳ぐべきだった。

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