2006年6月 くらりっぱ撮影
かなりするどいイルカ目線ですよ(笑)拡大しないとわからないかもしれませんが。
このとき注意したのは構図。イルカを中心にしてしまうと、普通のなんでもない写真のイメージになってしまうし、またイルカの頭の先の空間が狭く、動きがでません。また大きな岩もあり、それがカットされてしまってイメージが薄れます。
ここでは、イルカを右によせてイルカの進行方向の空間をあけるとともに、岩の重量感というか存在感というか、を強調するためにこのような構図にしたんだと思います。このようなことを一瞬一瞬で考えながら撮影しています。
ただ、この写真の難点としては、イルカのするどい視線が強調されていないこと、泳いでくるイルカのむこうに別のイルカが重なってしまったことです。
あともうひといきの写真でした。