デジタルカメラマガジン2006/10月号で入選(組写真投稿部門)

まさか、まさか…
組写真は、毎月ではないけれど、自分なりの力作を応募してたんです。ところが発売されると、自分の名前はどこにもない、最終予選も通過してない…
イルカ写真でも、自分で結構気に入ってるやつを応募してましたよ、全然だめでした(笑)
入選して、今回うまくいった理由が、いままでだめだった原因がはっとわかった気がします。写真によって何かを伝えるのだと。
そもそも組写真はあまり興味なかったんです。一番の刺激となったのは、昨年度の最後のDCM(2006/2月号?)でのエッグさんの作品「傘」。文句なしの最優秀賞でした。それを見て、すっごく面白くて、楽しくなって、本屋さんを出た瞬間から被写体探しをしたのを覚えています(笑)
今回入選した写真のテーマは「大波」。1枚目と2枚目は今年、御蔵島で撮ったもので、2枚目はブログの写真↑にも使っています(2006/9/23現在)。3枚目は去年の思い出の写真。ヘリから撮影したものです。
先生のコメントに「個々の写真は仕上げきれていないところも」とずばっと書かれてしまいました!実は1枚目はフォトコンテスト誌に、2枚目はDCMプリント投稿部門に応募して、落選したものです。自分なりには好きな作品だけど、何かいまいち何かが足りないなぁ〜って思っていて、そういう写真で何か伝えられないかと。
1枚目のようなイルカ写真はなかなか撮れません。あんな波の中よく海に入ったなと自分でも思いますから(笑)この写真を活かしたいと思ったとき、「波」というテーマを思いつきました。そしてその波をいろいろな角度から見せようと。ちょうど4月、山歩きですごい波の写真(2枚目)を撮ってましたから、ちょうどいい!そしたら3枚目は空からの波の写真があれば…と思い、去年のヘリからの大波の写真(その日、船は一日欠航でした)を選びました。ただヘリからの写真は、作品として撮ったわけではなく、左側にヘリの中が反射して写ってしまってたり。これからは細かいところにも気をつけて撮影していきたい、と思ったのでした。
3枚とも、共通のメッセージがあります。「自然は恐ろしく、人間の存在の小ささを感じられずにはいられない、しかしそういう恐ろしい自然が、とても美しい」
そんなメッセージを、先生が受け止めてくれたようで、それが一番うれしかったです。

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