日本フォトコンテスト誌、次号で入選!


今日発売の日本フォトコンテスト誌。来月号の入選者名簿の中に「くらりっぱ」が!
去年の入選は本名だったけど、今年は「くらりっぱ」でがんばります!
それはおいといて。。
うれしい!!
日本フォトコンテスト ネイチャーフォトの部。入選!
選者は竹内敏信先生。イルカ写真で入選しました。
こんなうれしいことはありません。竹内先生の審査で入選なんて、夢のようです。先生に名前を覚えていただけるように、これからも応募がんばります。
今回の入選作品は、自分としてはこれはすごい、感動の写真じゃないか!と思い、いろんなコンテストに出したものの全部落選、家のプリンターでも何十枚も印刷して、1年以上かけてようやく納得のいくプリントができたのでした。しかも選者は竹内先生。入選作品も圧倒的にフィルムが多い中、デジタルはよほど印刷の質がよくないと…という中で、よく入ったな..と自分でもびっくりです。
と、こんなこと書いても、写真が載るのは次号なので(笑)このへんで。。
自分で「いい!」と思う写真は、出し続ければ、誰かが認めてくれるんだーーー
そんなふうに思いました。

フィルム、がんばれ!

ANIKI横浜さん、マロの父上さんなど、フィルムがんばれ派ですが、私も撮影のほとんどはデジタルとはいえ、フィルムがんばれ派です。
懐かしい写真をトップページに載せてみました。2003年にはベルビア100、ベルビア100Fというフィルムが出ましたね。海でどんな色が出るのか、わくわくしたものです。
ポジは、撮ったそのままの色となるので、ほんとに一発勝負というか、露出も適正でないといけない(0.3EVもずれちゃだめですね)し、ノートリで撮れないとスライドとしてだめですしね。しかも1本のフィルムで36枚しか撮れない。そういう制限が多い中で、1枚1枚、気合いを入れて撮ったものです。
ネガは色をいじれますが、しっかりと撮れてないと破綻します。そのやわらかな階調というか、御蔵の海を撮るときはネガも結構好んで使います。
普通、海といえば真っ青な明るい海を想像しますよね。例えば沖縄の珊瑚礁とか。ところが御蔵の海はどっちかというと暗いイメージで、色も青でない気がします。
ポジで撮ると確かに青なのですが、ネガで撮ると、不思議と緑がかった色に仕上がるんです。
<<ポジフィルムで撮影した写真>>
ニコノスV、UWニッコール20mm、プロビア400F

↑クリックで拡大します
<<ネガフィルムで撮影した写真>>
ニコノスV、UWニッコール20mm、VENUS400

この色はレンズにもよるみたいですが…
ちなみに、デジタルで撮っても、やや緑がかって写りますね。デジタルだとホワイトバランスどうのこうのといいますが、要は自分が見た色を、記憶の中の色を、イメージの色を出せればいいと思っています。
私のデジタル作品の色は、フィルムの色をベースにつくっているんです。どちらかというとネガ調ですね!
今年はフィルムでもたくさん撮りたいと思っています。
フィルムにより、色も違ってくるのでそれも楽しいです。

オリンパスのデジカメ E-330、μ720SW 水中は?

E-330、かなり注目されてますね。
私のブログでも、最近のアクセスのトップ項目であります。
E-330、サンプル画像が出てますね。

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2006/02/08/3156.html

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2006/02/09/3148.html

高ISOでも、かなりノイズが少なそうですね。いい感じじゃないですか!
魚眼もしっかり魚眼ですしね。
μ720SWのサンプル出てほしいですね。公式サイトではまだ準備中です。
注目度が高いので、ちょっと慎重なのでしょうか。

http://olympus-imaging.jp/digitalcamera/mju720sw/sample/

今年はじめてイルカの水中撮影に挑戦したい、という方には、実機を手にしてみないと何ともいえないのですが、現時点では、μ720SWのほうをおすすめします。その理由は…
まず、手軽に撮れること。片手で撮れること。イルカの目を見ながら、撮れますよね。
一緒に泳ぎながら、撮れますよね。これだけ小さければ。
ちょっと前ですと、コンパクトデジというとシャッターのタイムラグが非常に大きく、シャッターを押しても、実際の画像はそのちょっと後でイルカが画面におさまらなかったり。
これが私がコンパクトデジをあきらめていた最大の理由です。
現在では、あまりタイムラグがないのではないでしょうか。
カメラ雑誌などで、コンパクトデジは高感度だとざらざらになるって書いてあり、確かにそうです。しかし、最近は高感度でも以前よりきれいに写る(と思います)し、手軽さにはかえられないと思います。
それに、A4以上に印刷する人がどれほどいるでしょうか?2Lくらいであれば、ノイズがあってもコンパクトデジで十分かもしれません。
少なくとも、2002年に当時200万画素のコンパクトデジ+ハウジングで私が撮った「おはよー」はすごいきれいに写りましたし、(このときは全く偶然ちょうどうまい構図で撮れましたが)光と構図さえ選べば、AFさえついていければ普通に撮るのであればコンパクトデジが一番ですよ。
ただ、μ720SWはメディアが…..
E-330は、ハウジングに入れてイルカを撮るとなるとかなりの大きさになり、機動力に欠けます。しかも費用は数十万?
撮った写真を大きくのばしたいとか、こういうシーンを撮りたいとかこだわりがある方は、こっちでしょうね。
ただ、速いイルカにAFがついていけるかどうか..でしょうか。置きピンでもいいですけどね!
E-330のウリのライブビューに関しては、イルカ撮影には使えないでしょう。液晶を見ながらイルカは追えないと思います、やはりファインダーを見ないと!
そういう私はEOS-1Dをハウジングに入れて撮ってたりしますが ^^;
というのも、2004年当時は他に選択肢がなかったといえます。いや使ってみてほんと機動力に欠けるんです。やはりカメラは小さいほうがいいです。どんなに泳げる人でも、大きいカメラよりは小さいカメラのほうが自由に泳げますから。
一応、私はこれでも競泳マスターズで全国トップ10に入ったことがありますから…でもEOS-1D+ハウジングはきついです。
今年はデジタルでも撮りますが、機動力、写りともに抜群のニコノスでまたがんばってみようかと思っています。フィルムもいいものですよ!
個人的にはニコノスで100枚撮りくらいのフィルムがあって、連写が秒4コマくらいできたら、デジカメなんていらないかも(笑)
去年1年間イルカを撮って思ったことはこちらにまとめてあります。
今年、私が一眼デジでイルカを撮る意気込みについては…また別の機会に改めて書きましょう。

4月の御蔵島

イルカシーズンまでいよいよあと2ヶ月!!
御蔵島では、4月〜10月まで、イルカと泳げます。
御蔵島BBSで、4月に行こう!という話題が最近ありますが…
私が4月に行ったのは、2004年と2005年。3回行って、3回ともまともに行って帰ってません(笑)しかも、海もめちゃめちゃ寒いです。
余裕をもって計画をたてたいですね。

2004年4月、帰ろうと思ったら…海が荒れてヘリで脱出!
しかしこの後、大島で足止めをくらうのでした(涙)
2004年4月旅行日記を見る

2005年4月、竹芝〜八丈島を往復しただけ(ひとりで〜!)
2005年4月旅行日記を見る

↑クリックで拡大します
2005年4月、執念で御蔵へ!八丈島からヘリで…
このときは船は往復ともつきませんでした。もっとも、イルカに行けたのは1回だけ、でも気合い入れていい写真撮れましたけどね!こんなのとかこんなのとか。
でも、海も(当然)すんごい荒れてて、泳力には自信があるほうなのですが、全く思うように泳げませんでした。よく撮れたな〜って思いますが(笑)
2005年4月旅行日記を見る
4月に行く人はヘリ、飛行機の予約は入れておきましょう!!

くらりっぱのイルカ写真分析 その3 失敗写真から学ぶ(1):適正露出で撮ろう



※クリックで拡大します。
この写真、以前ブログで例として紹介したものですが、実は失敗なんです。2004年6月。海の中が暗かったので、ISO500で、露出補整を-1アンダーにして撮影していたところ、上をイルカが通りました。とっさだったのでそのままの設定で撮った結果です。
明らかに暗い写真になってしまい、画像をPCで明るくし、海の彩度を上げてごまかしたのですが、思い通りに補正できませんでした。拡大するとわかりますが、ざらざらです。
デジタルだからといっていい加減に撮ると、ゴミ箱行きの写真をたくさんこしらえることになります。特に海の中は露出はシビアで、気をつけないと大変です。このへんはポジよりつらいかもしれませんね。
元画像を公開しちゃいます。こういう写真はどうしようもないです。


※クリックで拡大します。
ではこの場合はどうすればよかったか..理論上ですと、「逆光だからプラス補正で撮る」が大正解です。
しかし実際の海では、プラス補正にすると空が飛んでしまったりしてこればかりは経験して勉強するしかないでしょう(~o~)
自分で撮ってみて、思い通りの明るさに写っていれば、それが適正露出です。

東京、八丈島間の飛行機代を安くしよう!

御蔵島の掲示板にもNoriちゃんが投稿してくれましたが、
八丈島の航空運賃を値下げしよう!を目的に
現在プラス1万プロジェクトが行われています。
詳細はこちら↓

http://10000.bz/

みなさん飛行機で八丈に行ってみましょう!
「飛んでる」写真も大募集!

http://10000.bz/photo_top.html

八丈島・青ヶ島・御蔵島で10月1日以降に撮影された物
が応募作品の対象となるようです。
海がどうしようもないときは、八丈まで飛行機、八丈から御蔵までヘリとなりますが、本当にお金がかかる!!
というわけで、よろしくお願いします〜!

月刊Diverのイルカ特集

もうご存知の方も多いと思いますが…
発売中の月刊Diver(2月号)で、越智隆治さんのイルカ写真や、イルカとの泳ぎ方、写真の撮り方の方法などが18ページにわたり詳しく紹介されています!
本屋さんで見てみてくださいね。
補足ですが、御蔵の海は暗いので、シャッター1/250はコンパクトデジカメでは無理っぽいかな?順光ではワイドで1/125がきれればOK,1/60が最低ラインというところでしょうか。ニコノスでも、1/125くらいでないとピントが合わなそうですが…逆光でしたら問題ありません。

photos of wild dolphins around mikura island